〜芋のツル抜きと雑草の整備〜
7月6日(土)、茶園管理部の活動が行われ、朝8時より作業を開始しました。今回の主な作業は「芋のツル抜き」。茶の木の間から元気に伸びるツルを丁寧に取り除きました。うまく抜けると小さな芋がついていることもあり、自然とのふれあいを感じるひとときとなりました。
作業中、茶畑の地面にはイノシシが掘った跡が多数見られ、掘り返された石や土で足元が不安定になる場面も。どうやら茶畑内で自然薯を探していたようです。
茶園管理部の向笠さんによると、ツル抜きの目的は以下の通り:
- 秋になるとツルが実や種を飛ばし、周囲の茶園にも広がる恐れがあるため
- ツルが茶の木に絡まり、今後の管理作業が困難になるのを防ぐため
- 茶葉の収穫時にツルの混入を防ぎ、茶葉の品質を守るため
また、農薬散布も茶園の健康を保つとともに、隣接する茶園への虫や病気の拡散を防ぐ意味があります。過去には隣の畑から「茶園だけでなく、雑草の管理もお願いしたい」との声が届いたこともあり、地域との共存を意識した活動が求められています。
作業終了後には、伸びていた雑草の対策として向笠さんが除草剤を散布を行いました。
茶園管理部の活動は30分程度の効率的な作業となり、参加者全員で協力して無事終了しました。
次回の活動は9月27日(金)、全校親子奉仕作業の日です。
引き続き、茶園を美しく保ち、地域とともに歩む活動を進めていきます。
以上、茶園管理部の皆さんの活動報告です。蒸し暑い中、作業ありがとうございました。


